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探偵になるには?探偵事務所開業までの基本ステップと費用|探偵の仕事内容と依頼料の相場について

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探偵になりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。探偵になるためには、探偵業法に基づく講習を受け、探偵業届出書を都道府県公安委員会に提出する必要があります。探偵業届出書の提出後、都道府県公安委員会から許可が下りれば、探偵業を開業することができます。

 

 

今回は、そんな探偵になるための基本ステップをご紹介致したいと思います。依頼内容や対応方法、依頼料などにも触れておりますので探偵になりたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

探偵は、社会に必要とされている仕事であり、やりがいのある仕事です。探偵になりたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

探偵になるには?

 

探偵になりたいと考えている人も多いのではないでしょうか。探偵は、浮気調査や家出人捜索などの調査を行う仕事です。まず探偵になるためには、探偵業の届出をする必要があります。

 

探偵業の届出を行うためには、以下の条件を満たす必要があります。

 

・20歳以上であること

・欠格事由に該当しないこと

・探偵業法に基づく講習を受けること

・探偵業法に基づく登録を行うこと

 

探偵業の届出を行うには、探偵業法に基づく講習を受けなければなりません。探偵業法に基づく講習は、一般社団法人日本探偵業協会や一般社団法人日本調査業協会で受けることができます。探偵業法に基づく講習の受講料は、一般社団法人日本探偵業協会で約20万円、一般社団法人日本調査業協会で約10万円です。

 

また探偵業の届出を行うには、探偵業法に基づく登録を行う必要があります。探偵業法に基づく登録は、都道府県公安委員会で行います。探偵業法に基づく登録の申請手数料は、都道府県によって異なりますが、約5万円です。

 

探偵業を開業するには、探偵業の届出を行う以外にも、事務所を借りたり、調査用機材を揃えたりする必要があります。事務所を借りる費用は、場所や広さによって異なりますが、ある程度の立地と事務所が必要となる為、最低でも月額約10万円程度は覚悟しましょう。また探偵業を行うにあたって調査用機材を揃える必要があります。機材の種類によって異なりますが、費用は最低でも数十万円~です。

 

探偵になるためには、これら探偵業の届出を行うための費用と、事務所を借りるための費用、調査用機材を揃えるための費用が必要となります。探偵業を開業するには、それなりの資金が必要となります。

 

※ちなみに、探偵業の届出を行う際の欠格事由は、以下のとおりです。

 

・成年被後見人または被保佐人である人

・禁錮以上の刑に処せられ、その刑の執行を終わり、または執行を受けることがなくなった日から5年を経過しない人

・破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者

・暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第2号に規定する暴力団員である人

・その他探偵業を営むに適しない者

 

これらの欠格事由に該当する場合は、探偵業の届出を行うことができませんのでご注意下さい。※探偵業届出書は、各都道府県公安委員会のウェブサイトからダウンロードすることができます。

 

 

探偵業を行うにあたって注意すること

 

探偵業を開業する際には、探偵業法を厳守し依頼者のプライバシーを守る義務が生じます。詳しい探偵業法の記載は避けますが、基本的には以下の点に注意する必要があります。

 

・探偵業法に違反しないように注意すること

・依頼者のプライバシーを守ること

・調査結果を依頼者に正確に伝えること

 

探偵業法は、探偵業について必要な規制を定め、業務運営の適正を図り、個人の権利利益の保護に資することを目的として制定された日本の法律です。この法律では、探偵業を行うためには、都道府県公安委員会に探偵業の届出を行うこと、欠格事由に該当しないこと、探偵業法に基づく講習を受けること、探偵業法に基づく登録を行うことなどが定められています。

 

これらの探偵業法に違反した場合、罰則が科せられることがあります。例えば、無許可で探偵業を営んだ場合、30万円以下の罰金が科せられます。また、依頼者のプライバシーを侵害した場合、100万円以下の罰金が科せられます。探偵業法は、探偵業を行う際に遵守すべき法律です。探偵業を行う際には、探偵業法に違反しないように注意する必要があります。

 

 

探偵の仕事内容とは

 

探偵事務所を開業したらどのような依頼を請け負うか決めましょう。まず探偵とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動、物や信用についての情報、当該依頼に係るものを収集することを目的として、聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する者の事を指します。つまり探偵業とは、浮気調査や家出人捜索などの調査依頼以外にも多岐に渡るという事です。

 

ちなみに、具体的には主に以下のようなものがあります。

 

・盗聴器調査

・企業調査

・信用調査

・ストーカー対策

・所在調査

・証拠収集

・その他、依頼者の要望に応じた調査

 

探偵の仕事は張り込みなどの地道な調査が中心となりますが、依頼者の要望を解決することが全てです。調査には、尾行や張込みなどの聞き込みのほか、写真やビデオ撮影、盗聴、インターネットや電話での調査などがあります。

 

中には法に触れるギリギリの調査をする場合もある事でしょう。その為、探偵は法律や警察の取り締まりについても知識を持ち熟知している必要があるという訳です。

 

探偵の依頼料の相場について

探偵業を開業したら依頼料を決める必要があります。ちなみに探偵の依頼料の相場は、調査内容や調査期間、事務所の立地などによって異なりますが、一般的に、浮気調査の場合1日あたり2万円~3万円程度の費用となっています。(調査期間が長くなると、依頼料も高くなります)その為、近くに同業他社がいる場合は依頼料を比較検討することも大切になります。

 

探偵事務所の集客方法とは

 

探偵事務所を開業した際の集客方法は、基本的に他のビジネスと一緒です。インターネット広告やSEO対策などは当たり前ですが、その他にも地域に絞ったチラシ配布などもおススメです。

 

チラシ配布は、費用が安く手軽に行うことができるので地域に周知ができる最善の集客方法です。チラシには、探偵事務所の所在地、電話番号、ホームページのURLなどを記載しましょう。

 

とは言っても、やはり一番は口コミによる集客です。口コミで探偵事務所を知った人は、すでに探偵事務所に興味を持っているため、成約につながる可能性が高いです。口コミを獲得するためには、質の高い調査を行い、依頼者の要望を満たす必要があります。口コミが多ければ自ずとメディア掲載へたどり着きますので、その効果は絶大です。

 

これらの事を徹底していると、リピーターが獲得できます。リピーターは最も安定した集客方法です。先ほども述べましたが、リピーターを獲得するためには質の高い調査を行い、依頼者の要望を十分に満たす必要があります。また、依頼者の満足度を高めるためにアフターフォローも忘れずに行いましょう。これらの集客方法を組み合わせて行うことで、より効果的に集客することができます。

 

他にも、名刺代わりの本を出版する事も効果的です。本を出版することで、探偵事務所の知名度を上げることができます。また、本の中で探偵の仕事や探偵事務所の調査実績などを説明することで、信頼性を高めることができます。

 

さらに、本の中で探偵の仕事の専門性について説明することで、専門性をアピールすることができます。つまり、本を出版することで本を見た人が探偵事務所に興味を持って、依頼する可能性が高くなるという訳です。

 

探偵に必要なスキルや知識

探偵は、依頼者のプライバシーを扱う仕事ですので、信用という点に関しては非常に重要です。そう考えた時に、探偵の前職は信用度に影響する可能性があります。例えば、前職が警察官や弁護士など、法律や警察に関係する職業であれば、探偵として活動する際に有利になる可能性があります。

 

とは言っても前職が探偵業と関係のない職業であったとしても、探偵として活動する際に必要なスキルや知識を身につけることができれば、探偵として活動することができます。

 

探偵は、依頼者の要望を理解し、その要望を満たす調査を行う必要があります。そのため、コミュニケーション能力や観察力、推理力、忍耐力などのスキルや知識が大切です。さらに、パソコンのスキルや車の運転技術、語学なども必要になる場合もあるでしょう。

 

つまり前職が探偵業と関係のない職業であったとしても、探偵として活動する際に必要なスキルや知識を身につけ、依頼者の信頼を得ることができれば誰にでもチャンスがある職業なのです。

 

探偵は、依頼者の人生に大きな影響を与えることができる仕事です。探偵の仕事は、決して楽な仕事ではありませんが、依頼者の要望を解決することにやりがいを感じることができる仕事です。探偵の仕事に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

探偵になるには、探偵業法に基づく講習を受け、探偵業届出書を都道府県公安委員会に提出する必要があります。また、欠格事由に該当していないことも必要です。探偵業届出書の提出後、都道府県公安委員会から許可が下りれば、探偵業を開業することができます。

 

探偵業を開業するには、それなりの資金が必要となりますが、探偵業は社会に必要とされている仕事であり、非常にやりがいのある仕事です。例えば、浮気調査で不倫の証拠をつかみ、依頼者の離婚を成立させたり、家出人捜索で家出人を無事に保護したり、盗聴器発見で依頼者のプライバシーを守ったりすることがあります。このように探偵は、依頼者の人生に大きな影響を与えることができる仕事なのです。探偵になりたいと思っている方は、これらのやりがいをぜひ味わってみてください。