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ペットビジネス業界の闇5選|売れない犬や猫の末路と出生の裏側

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近年、犬や猫はSNSなどでも多大な集客を見込めるドル箱コンテンツと呼ばれており、相変わらず陰りの見えないペットブームとなっています。

 

また単純に動物と触れ合うことでストレス発散や癒しを求める人も多く、中には家族として迎え入れる飼い主さんもいらっしゃいます。ただ、そんな犬猫がどのように生まれたかご存知ですか?

 

 

ペット業界には明るみに出ていない深い闇が存在します。今回は、犬や猫を使い捨てにするペット業界の深い闇5選というテーマでお話していきます。

 

何気なく見ていたペットコーナーに並ぶ可愛い犬や猫の出生の裏側。もしあの子たちは売れずにいたらどうなってしまうのか?それではさっそく見ていきましょう。

 

パピーミルとキトンミル

あなたは、パピーミルやキトンミルといった言葉をご存じですか?パピーは子犬、キトンは子猫という意味で、工場という意味のミルと合わせて、パピーミル(子犬工場)とキトンミル(子猫工場)という言葉になります。これはペットに無理な繁殖を強いる悪質な業者のことを指す名称になります。

 

悪質な繁殖業者は子犬、子猫をお金を生み出すものとしか考えておらず、メス犬、メス猫は子供を産む機械のように扱われ、体がボロボロになっても繁殖ができる限り子供を産ませ続けられています。

 

これらの業者は利益を最優先としているため、コストが大きくならないよう犬や猫が生きていられる最低限の食事しか与えず、不衛生な狭い檻の中で散歩にも連れていってもらえません。もちろん病気になってしまう個体も多くいますが、病気になっても適切な治療を受けさせず放置されています。

 

一般的に犬は安産だと言われていますが、繁殖用とされている犬は帝王切開されている個体が多く、その開腹は獣医師ではなく全くの素人である業者自ら行っています。なかには吠えたりしないよう声帯を取られている個体も確認されているのです。

 

殺処分の増加

近年、ペットの殺処分が社会問題になっていることをご存じでしょうか。各自治体や省庁などが殺処分ゼロにむけたスローガンを掲げており、行政などで殺処分をなくす取り組みがされており、表面上の統計では殺処分が減少傾向のように見えますが、これは多くの動物愛護団体やボランティアが引き取り里親を探しているだけなのです。

 

そして、殺処分が減少しているかのように見えるもう一つの理由は、ブリーダーが行う殺処分、すなわち「闇処分」の増加によるものです。繁殖用の犬や猫、販売される子犬や子猫にはマイクロチップの装着が義務付けられましたが、ブリーダーのもとにいる販売前の子犬や子猫は、マイクロチップを装着していないため遺棄や殺処分をしてもこれが明るみに出ることはありません。

 

引き取り屋と呼ばれる、商品価値のない子犬や子猫を引き取る商売がありますが、それらに払うお金すら惜しんで自分で殺処分してしまう業者もいるようです。無理な繁殖による奇形の出生率も高く、例外はありますが、奇形は売れないので生まれてすぐに生き埋めにすることもあるようです。また、遺伝子異常や母体の栄養失調が原因で死産も珍しくありません。

 

違法な引き取り屋

ペットショップで売れ残った動物たちがその後、どこへ行くかご存じでしょうか。2012年の動物介護法改正により、自治体での引き取りが難しくなって以来、引き取り屋という商売の存在が増加しています。

 

引き取り屋は、商品価値のなくなってしまった動物を引き取り料さえ貰えば面倒をみるという建前で引き取ります。飼育費は一匹につき数千円から数万円となります。しかし、実際は乱雑に積み上げたケージに閉じ込め、ろくに食事も与えません。

 

病気になっても治療などするはずもなく、結局は死なせてしまうことも少なくありません。また、その中で売れそうな個体に関しては繁殖業者や一般の人へかなりの安価で販売したりもするようです。

 

2013年に、環境省が動物の愛護および管理に関する法律の一部を改正した、「改正動物愛護法」にある犬猫の終生飼養義務により、引き取り屋は増加したと言われています。

 

これは、販売業者が売れ残りの犬猫を、亡くなるまで管理飼育することを義務付けたもので、起因としては、悪徳な繁殖業者による売れ残った犬猫の愛護センターへの持ち込みがあまりに多かったからだと言われています。

 

子供を産めなくなってしまった、繁殖用の犬猫や障害のある犬猫、成長してしまい売れ残った犬猫を終生責任をもって飼育させるための法改正でしたが、悪徳な繁殖業者は動物を商品としか見ておらず、結果的に引き取り屋を増やすことになってしまったのです。

 

里親詐欺

先程紹介した引き取り屋に少し似ているのですが、こちらもかなり悪質です。SNSなどを通して里親へ応募して、犬や猫をだまし取るのがこの里親詐欺です。今まで都市伝説ではないかと噂されていたこの里親詐欺ですが、近年増加の一途をたどっており犯行の手口も明らかになってきました。

 

SNSなどで複数のアカウントを作成し多重応募をしてきたり、独身者への譲渡として警戒されないよう夫婦を装って譲渡会に参加するなどたくさんの手口があるようです。どんな状況、どんな場所でも詐欺は潜んでおり、年々手口も巧妙になっているため、見つけるのは相当困難なようです。里親詐欺の目的は様々ですが、

 

・実験動物として販売

・三味線の皮として販売

・食肉としての販売

・虐待目的やアニマルホーダー

 

など、主に転売や虐待が目的とされています。ちなみに、アニマルホーダーとは犬や猫をどんどん家に連れてきて抱え込んでしまう人のことを指します。近年では、アニマルホーダーによる多頭飼育崩壊も社会問題になっています。

 

また犬や猫の皮は、日本伝統の楽器「三味線」の素材で非常に貴重であるため、高価な値段で取引されています。また、地域によっては民間療法の一つとして猫の肉を食べる治療法があるんだそうです。その地域では民間療法用の猫を飼育している人間がいて、里親詐欺により繁殖用の猫を手に入れているんだそうです。

 

遺伝子病の増加

昨今、SNSやメディアなどで、たくさんの種類のペットが取り上げられ紹介されています。特に多いのは犬・猫であり大量生産、大量消費を前提として生み出されていて特定の種類が注目されるとその種類に人気が殺到していきます。そうすると偏った無理な繁殖が繰り返されるため近親交配が頻繁に発生し親の持っている遺伝子病を引き継いで生まれる可能性が高くなります。

 

コーギーという種類の犬種をご存じでしょうか。ずんぐり体形で愛嬌のある可愛い表情が特徴でとても人気のある犬種です。

 

ある調査結果によるとコーギーを無作為に調査した結果、9割以上に遺伝子の異常があることが判明しました。遺伝子に異常があることにより変性性脊髄症という病気を発症します。この病気は体のまひを引き起こし少しずつ全身に広がり発症してから3年余りで心肺までまひが到達し死に至ります。この病気は治療法もないので毎日泣きながら介護している飼い主もいるんだそうです。

 

まとめ

あなたが普段、何気なく見ていたペットショップの可愛い子犬や子猫がどのようにして生まれどのような道を辿るのかがお分かりいただけたでしょうか。動物の親子を引き離し、その子供を商品にする。母親との記憶などなく、毎日ガラスの向こうには自分達よりはるかに大きな生き物が好奇の目でこちらを見ている。不安に満ちた自分に「可愛いい」「おいで」と声をかける生き物がいる。

 

想像できますか?私達人間がそのガラスの中にいる恐怖、生まれたての子供を奪われ、また妊娠させられ、腹を切って子供を取り上げられる恐怖。私たち人間はもう少し想像力を働かせて真実を見据えなければならないのではないでしょうか。今回は画像の掲載を控えさせて頂きましたが、本当に裏では残酷な事が行われていることをご理解下さい。

 

もし、犬や猫を飼おうと思っている人がいたら少し考えてみてください。あなたが迎える家族は売り物にされている子犬、子猫でなくてはいけませんか?人間の勝手により心身共に傷ついてしまった成犬、成猫を迎えることも選択肢の一つだと知ってほしい思います。成犬、成猫を選ぶ人が増えればペットビジネスは勢いをなくし、子犬や子猫の大量生産だってなくなるのですから。