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排ガス規制やエコカー減税の本当の狙い|自動車製造業界は今後も確実に生き残る理由

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近年、排ガス規制やエコカー減税により、ほとんどの新車がエコカーとなっています。ただ、なぜこの車がこんなに安く売れるのかと言う疑問を感じた方はいないでしょうか?

 

ディーゼル車よりも燃費もいいし環境にも優しい車がなぜこんなに安いのか?実は、その裏には消費者にはわからないように自動車業界の「狙い」が隠されています。

 

 

今回は、そんな自動車製造業界の裏側を徹底的に暴露致します。それでは見ていきましょう。※本記事は、エコカーやハイブリッドという形容で車種などは若干濁させて頂いております。予めご了承ください。

 

排ガス規制の影響で儲かる自動車製造

自動車製造業とは、自動車を製造することで利益を追求することを目的としています。近年の自動車製造業界は、排ガス規制等によりエコカーを作ることに躍起になっていますが、実はあれ、ものすごく自動車業界にとっては利益につながるのです。

 

何故なら、エコと言うのは部品点数を減らした上で軽量化することで利益を生み出すため、エコでかつ燃料消費が少ない車であればあるほど部品点数を減らして材料を少なくした車なのです。

 

つまり、言い方が悪いのですが、エコカーは材料をけちって販売して利益を上げることが出来るのです。その為、多くの自動車会社及び工場では如何に材料費をけちった上で高性能なエンジンを作り上げるかが重要となっているのです。

 

エコカーは製造費が安いが修理代が高額

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自動車は修理費と言う名目でも利益を上げることが出来ます。近年の自動車は機械化が進み超高性能な部品を取り付けています。この機械系ユニットはすべて後々交換することが主です。1990年以前のディーゼル車の様に部分部分を修理して乗り続けるということが出来ません。

 

このユニットは修理できませんので、必ず交換が必要になってきます。つまり後々、必ず修理代(交換代)を高く請求できるので利益につながります。

 

逆に言ってしまうと、1990年よりも前の世代は部品を全部交換ではなく、部分部分修理することが出来たため利益にはならなかったのです。エコカーはコストを削減したから車の値段を下げることが出来たとも言えますが、反面、修理をして利益を上げることも考慮しているのです。

 

今後の自動車製造業界の利益の出し方

自動車製造業界は、徹底してコストを削減することで利益を追求しています。例えば1990年代の車は塗装が分厚くちょっとくらい壁で擦っても塗装が完全に剥げてしまい下地が見えるということはありませんでした。

 

しかし、現在の車はと言うと、塗装をものすごく薄く塗ることでコストを削減し軽量化を測っています。

 

この軽量化と言う分野が利益を上げる要因の一つです。特に近年のエコカーの場合、多くがモノコックボディであるが、故経費を削減することが容易なのです。これをトラックのようなシャーシを含んだものにした場合、残念ですが経費は掛かります。

 

また、近年のエコカーは軽量化の技術が飛躍的に進化したうえで高性能なコンピューターを搭載しています。このコンピューター化が二つ目の利益を上げる要因になっています。

 

※工場で働くものとしても効率が上がり、重たい部品よりも小さな制御端末で制御可能とした方が取り付け時においても無駄なくかつ体力を消耗せずに取り付けることが出来、かつ面倒である調整も専用のコンピューターで行うことで自動調整されるため、言い方を悪く言えばだれでも自動車を調整できるようになったのです。

 

よく車の値段が安くなったとか高性能なものが付属しているのに安い!という声がありますが、これは量産されてしまえば取り付けも楽になり原価も安いので値段を抑えることが容易になるのです。つまりエコカーは現在売られている定価の価格の半額でも十分元を取ろうと思えば取れるのです。

 

排ガス規制による自動車業界の狙い

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上記でも述べましたが、自動車業界の儲けのカラクリとしては、やはり高性能コンピューターにあります。コンピューターの原価は600円以下でも組み立てると10万円以上に化けるのです。

 

詳しくサイクルコンピューターの原価についてお話をしますと、原価は高性能な部品を装備していてもたった600円です。

 

これをベルトコンベアー式に流して組み立てることで10万円のコンピューターになるのです。また、これとは別に取り付け工賃を考えますとさらにプラスして10万円の取り換え工賃を取ることが出来るのです。

 

※このサイクルコンピューターですが、ハイブリット化したモデルのコンピューターほど高額になります。

 

ちなみに、このコンピューターを一から修理するとなりますと、まず無理です。と言うのも100万近くする検査機器を使用しての検査組立になるので業者は修理するくらいなら新品を取り付ける方がマシと言う考えなのです。

 

さらに言うと、コンピューターを組み立てている人物ですらプログラムされている現場を見たことがないので、プログラムに関しては対処しようがありません。これも当たり前で、プログラムのデータが流出した場合、他のメーカーがその技術を応用する可能性があるためごく限られた人物しかプログラムデータの存在すら知らないのです。

 

ハイブリッドエコカー車の修理代に対する対処法

エコカーの交換修理代に対しての対処法は無いに等しいです。コンピューターの修理代の価格についてはこれはある程度仕方がないものなのです。対処法としてはハイブリッドモデルカーではない普通車や旧車を購入するなどをすれば修理代を減額できます。

 

エコカーは結構お得な車であると言われていますが、そんなことはありません。コンピューター類が損傷した場合、走行すらできなくなるのが問題です。

 

メーカー側はこの修理で利益を上げられる事を知っていますので、損傷してない場所を損傷しています!と言って利益を上げてくる場合も当然ありえます。

 

排ガス規制により追放される旧車は救世主

レトロカーは、必要最低限の部品でかつ自分で部品を作ろうと思えば作れるので修理していつまでも乗ることが出来るのでメーカーとしては、古い車を締め出したいわけです。だって利益にならないですからね。いつまでも走り続ける中々壊れない車と言う存在は目障りであるのです。

 

そこで生まれたのが排ガス規制やエコカー減税であるのです。エコカーに乗っている方がお得であるというあれです。実際のところエコカーは潰れなければものすごく利点がありますが問題は損傷しやすい点です。

 

コンピューターが潰れるとすべてが終わります。そう考えると、今後自動車を購入検討されている方はハイブリッドシステムを採用していない車を購入するか、バイクを購入するのがベストな対策となります。

 

まとめ

自動車業界の儲けのしくみは徹底したコスト削減です。4年に渡り製造を担当させて頂きましたが、年々と過激な位コストを削減することが多くなりました。その上でコンピューター化を進めることで取り換えれば修理終了であるにも拘らず、高性能であることを売りとして修理代を交換代として高額請求しているため利益を継続して絶対に上げることが出来るのです。

 

これが自動車業界のカラクリです。何でここまで値段を下げても車が売れるんだと感じたあなたは、実は自動車の値段は合って無いような物である事を理解して下さい。その気になれば自動車なんて半額で売ろうと思えば売ることもできるのです。ただ、それをやるとたくさんの従業員の給料やその他事業が立ち行かなくなるから皆値段を合わせて販売しているという訳です。