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効果あるの?口コミで評判がいい育毛剤やAGAクリック治療に隠された儲けのカラクリ

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いつの時代も薄毛(ハゲ)に悩まれている方は多いと思います。薄毛対策の育毛剤や育毛クリニックなど様々なサービスが登場しております。そんな中、近年、特に注目されているのが「AGAクリック」という薄毛専門のクリニックです。

 

 

今回は、そんなAGAクリックについて、育毛業界の裏話を交えつつお伝えしたいと思います。それでは、見て行きましょう!

 

AGAクリニックとは

AGAとは、簡単に言うと「男性型脱毛症」の事です。男性型脱毛症とは、わかりやすく言うと加齢による男性の薄毛(ハゲ)の事です。

 

男性は加齢により前頭部(前髪の辺り)や、頭頂部(頭のてっぺんの辺り)が薄くなっていく場合が多いのですが、そのような薄毛がAGAです。病気ではないように思うかもしれませんが、このような薄毛にはAGAという「病名」がついているのです。

 

 

薄毛やハゲ(AGA)る原因

AGA(ハゲ)になる原因は、主に遺伝や加齢やストレスですが、科学的にもAGAになるメカニズムは解明されているので、簡単にお伝えしたいと思います。

 

まず、AGAの原因は、体内のホルモンの1種「テストステロン」が、還元酵素の働きによりDHT(ジヒドロテストステロン)に変化する事から始まります。そしてその時、DHTが男性ホルモンレセプターと結合すると脱毛因子が生成され、脱毛するという流れになります。

 

ですので、AGAの原因は、DHTと言われる場合があるのです。つまり、AGAを防ぐためにはDHTを増やさない事が重要となります。よくわからないと思いますが、とりあえず安心して下さい。現代では、DHTが増えるのを抑える薬が見つかっています。

 

AGAクリニックで扱う薬剤と治療法は効果がない?

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AGAクリニックとは、AGAなどの薄毛を治療するクリニックの事です。先程お伝えしたように、現代では、DHTが増えるのを抑える薬が見つかっていますが、ほとんどのAGAクリニックでその薬を使っています。

 

その薬の1つが、フィナステリドと言われる成分が使われたものです。また、他にも、デュタステリドと言われる成分の薬も、同様にDHTが増えるのを抑えます。

 

ところで、脱毛の原因は解明されていますが、未だ発毛のメカニズムは解明されていません。ただ、発毛促進として使われている薬があります。それが、ミノキシジルと言われる成分の薬です。※このミノキシジルの薬を推しているのが、最近ではリアップやスカルプDなどとなります。

 

 

AGAクリニックでは、どのクリニックでも、今紹介した3つの種類の薬を使った治療が、主に行われています。ですので、AGAクリニックではどのクリニックでもだいたい同じ治療が行われています。

 

しかし、近年一部のAGAクリニックでは、成長因子と言われるタンパク質を使った治療や、自身の脂肪から幹細胞を取り出し、それを頭皮に注入する幹細胞治療などの最新技術を使った治療なども行われています。※ただし、これらは科学的根拠が明確ではない。

 

育毛剤やAGAクリニックの薬剤は個人で購入できる

先程お伝えしたように、AGAクリニックでは、3つの種類の中の薬を使った治療が主に行われています。もちろん、AGAクリニックの利益は、主にこの診療代と薬代になります。

 

AGAクリニックでのフィナステリドの薬の1ヶ月分の薬代は、だいたい3,000円~10,000円、また、デュタステリドの薬の1ヶ月分の薬代は、だいたい3,000円~12,000円、ミノキシジルの薬(外用薬)の1ヶ月分の薬代は、だいたい5,000円~10,000円となっています。

 

同じ薬でも、価格に大きな差がある理由は、主に先発医薬品を使うか、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を使うかの違いによります。

 

これらの原価を正確に明記するのは避けますが、最大で10倍ほど安くなります。ちなみに、AGAクリニックで使われている薬はほとんどが個人で安く購入できます。※海外から

 

つまり、AGAクリニックの存在理由は限りなく低いです。また、どのAGAクリニックでもだいたい同じ治療が行われているという事で、AGAクリニックは他院との差別化が難しく、利益・儲けを出しづらい厳しい状況にあります。

 

口コミだけじゃない育毛業界の集客方法

ただ、このような状況の中でもAGAクリニックが利益・儲けを出すために行っている事があります。まず、AGAクリックの集客方法は、主に広告を出す事です。AGAクリニックは、広告費をかけて、集客をしている場合が多いのですが、ある大手のAGAクリニックでは芸能人を起用してテレビCMで大々的に広告を出したりしています。

 

AGAクリニックや、他にも美容外科クリニックのように保険の利かない治療を行っているクリニックでは、テレビCMなどで多額の広告費をかける場合がよくあります。

 

また、近年では、ユーチューブやSNSの利用者がとても多くなったので、ユーチューブやSNSで広告を出したり、他にもASPと言われるアフィリエイトサービスを利用したりリスティング会社を利用して広告を出す場合もあります。

 

また、AGAクリニックは大規模な多院展開も行っています。有名なAGAクリニックの場合、日本全国に80院以上を展開しています。AGAクリニックの院を増やす事で、知名度やブランド価値を高め、利益・儲けを出しているのです。

 

人は規模の大きなクリニックや知名度の高いクリニックの方に信頼性を感じるので行きやすくなるのです。

 

さらには、規模の大きなクリニックが人材を募集した時は優勝な人材が集まります。そして、優秀な人材が集まるとクリニックの知名度やブランド価値が更に高まり好循環になって大きな利益・儲けを出す事が可能になります。

 

AGAクリックの儲けのカラクリ

ここからはAGAクリックの利益・儲けのカラクリに触れていきたいと思います。まず、AGAクリックのドル箱メニューは、高額治療です。

 

先程お伝えしたように、一部のAGAクリニックでは、成長因子を使った治療が行われていますが、その治療の中でも、HARG療法と言われる治療があります。HARG療法は、注射器などで、頭皮に成長因子などを注入する治療ですが、HARG療法は治療費がかなり高く、年間で100万円ほどかかったりします。

 

しかし、成長因子を使った治療には問題点があります。科学的根拠が明確ではないという点はご紹介致しましたが、それとは別に、日本皮膚科学会ガイドラインにも成長因子を使った治療は推奨されていないのです。成長因子を使った治療は、有効性や安全性が十分に検証されていないのです。

 

※AGAクリニックでは、基本的には日本皮膚科学会ガイドラインを元に治療を行っています。

 

それにも関わらず、一部のAGAクリニックで成長因子を使った治療が行われているのは、治療効果よりも利益・儲けを優先しているからなのです。

 

また、成長因子を使った治療と同様に、一部のAGAクリニックでは幹細胞を使った幹細胞治療も行っていますが、こちらも治療費がかなり高く、1回あたり100万円以上かかる場合があります。しかし、幹細胞治療も成長因子を使った治療と同様に、日本皮膚科学会ガイドラインでは推奨されていません。

 

さらに言うと、一部のクリニックでは自毛植毛と言われる治療を行っている場合があります。自毛植毛とは、自身の後頭部の髪の毛の毛根付近の組織を手術で取り出し、それを髪の毛を増やしたい場所に移植する治療です。

 

この方法は、いろいろと問題点が指摘されていますが、自毛植毛の治療費はかなり高額になる場合があり、人や院によっては、500万円以上かかる場合もあります。もちろんこの治療も効果より利益を優先したものになります。

 

 

まとめ

記事中ではAGAクリニックの存在理由が低いと言いましたが、ただ実際はAGAクリックでしかできない治癒などは確かに存在します。また、薬は基本的に個人でも入手可能ですが、調合処方はやはりプロの知識が必要になります。つまり、AGAクリックが儲ける為に行っている商売というのは語弊があるようにも感じます。

 

金額はある程度掛かりますが、本当にAGAで悩まれている方は一人で悩まず、まずはAGAクリックへ相談してもいいかと思います。それでは、この記事がAGAに悩まれている皆様の一助となれば幸いです。